久々に東京に来たので
先日、東京に行く機会があったので、ナウカジャパンに行くことにした。
ナウカジャパンは神保町にあるロシア書籍専門店で、日本国内ではあまりてに入らないようなロシア語書籍がたくさん売っている。
最近、ロシア語学習をサボっているのだが、やる気を出すためにロシア語書籍を読んでみるのもいいかと思い覗いてみたところ、自分にピッタリな本を見つけた。
絶対に行けない場所のガイドブック
見つけたのは千島列島の旅行ガイドブック「Курильские Острова」だ。
ロシア語ではクリル諸島。
カムチャッカ半島の向かいの占守島から北海道の対岸までが対象となっていて、ガイドブックの内容には北方領土の国後島、択捉島、色丹島も含まれている。
このガイドブックは、ロンリープラネットのように文字だけがびっしり詰まったガイドブックではなく、カラーの写真がたくさん掲載されていて、ロシア語が分からない人でもある程度楽しめる作りになっている。
クリル諸島のうち択捉島からカムチャッカ半島近くの幌筵島の間はすべて無人島となっているなど、自然が売りの場所だけあってどの写真もとても美しい。
日本人にとって北方領土はビザなし交流に参加しないといけない場所だ。
その他の千島列島も高額なツアーに参加しなければ行けないと思われ(100万円くらいかかるらしい)、ガイドブックとしての実用性はないに等しいが、読んでいるだけで楽しめるので、迷わず購入を決めた。
ロシア語学習の再開と便利な辞書
これまで博友社のロシア語辞典を使用していたが、今年はついに研究社の露和辞典を入手した。
この辞書は掲載している語彙が非常に多いのでとても便利な反面、重くてかさばるので持ち歩きには不向きだ。
そこで、大学書林から出ているコンパクトな辞典「ロシヤ語小辞典」を買ってみたところ、思いのほか便利で外出時は頻繁に持ち歩いている。
ポケット版の辞書では白水社の辞典を持っているが、載っていない単語も多く学習開始間もない時期にしか使っていなかった。
大学書林の辞書は白水社のものよりも小さいのに調べたい単語が載っていないということが少なく感じる。
千島列島のガイドブックを読む際も、この辞書があるとスムーズに読めているので、ロシア語学習が捗ってきている。
中級者以上には使える辞書なのかもしれない。