ロシア語の書籍を求めて
先日、東京に用事があったので神保町にあるナウカ・ジャパンというロシア語専門の書店に行ってみた。
国内ではなかなかロシア語の書籍は手に入らないので、こういうお店はありがたい。
看板にもキリル文字が書かれている。
Книгиとは「本」の複数形。
なんともシンプルな看板だろう。
お店の様子
さっそく中に入ると、ロシア語の書籍がびっしり並んでいる。
ジャンルごとに分けられているので、興味があるものから探してみた。
まずは外国語のコーナー。
ロシア語で書かれた中央アジアやコーカサス、東欧の言語の本が並んでいる。
タジク語やカザフ語、アブハジア語、アルメニア語の本をめくってみるが、実際読むとなると相当な時間を費やす必要があると感じた。
高価な上に買っても読まないであろうから、立ち読みはほどほどにして、次は文学コーナーへ。
文学はあまり興味ないし、欲しくなったらkindleの電子書籍で安く買えるから、ここもすぐに立ち去った。
興味があるといえば中央アジアや極東地域なのだが、この店にはもちろんそういったコーナーもある。
トルクメニスタンのニヤゾフ元大統領に関する本などがあれば即購入しただろうが、見つけることはできなかった。
面白そうな本はいくつかあったが、価格や難易度などを考えると購入までには至らず。
興味のある分野はこれだ
せっかくなので何か買って帰りたいところだが、なかなかいい本に巡り合えない。
経済の本は難しいので買うつもりはない。
ロシアのチェブラーシカは日本で見るものに比べ不細工だから、女性に買っても喜ばないだろう。
そんなことを考えていたら、出口付近に旅行ガイドブックが置いてあった。
ロシア語で書かれた各地のガイドブックだ。
日本以外には行く予定のないところばかりだ。
おもしろそうな地域を選んで立ち読みしてみた。
ガイドブックなら写真もあって文章もそれほど難しくないだろうから、軽い気持ちで勉強している身としてはぜひとも購入したいものである。
アルメニアとサハ共和国(Якутия)で悩んだが、日本に近くてあまり情報がないサハ共和国のガイドブックを買ってみることにした。
金額にして2,500円程度。
いつかヤクーツク(サハ共和国の首都)に行くと勝手に思い込んで、ガイドブック読解に挑戦してみようと思う。
でも冬の気温はマイナス50度くらいになるらしいので、行くなら夏がいいな。