早朝のフランクフルトを散歩
前日はハイデルベルクへ行ったので、フランクフルト市内は歩くことができなかった。
せめて中心部だけでもと思い、7時頃から散歩を開始。
大聖堂やレーマー広場などの見どころを回って、マイン川の朝日を眺めて観光は終了。
人が少なくて素晴らしい景色を見ることができた。
昼前のフライトでポルトガルのリスボンに向かうことになっていたので、急いで空港に到着。
2時間ほど余裕があったものの、荷物検査に相当な時間がかかり、搭乗時刻5分前に搭乗口にたどり着いた。
なお、荷物検査を担当していたスタッフはトルコ人と思われ、「ジャポン!ナガトモ!カガワ!」などと話しかけていた。
長友も香川もトルコリーグのチーム所属だからだろう。
ドイツには1日程度しか滞在しなかったが、街にはトルコ語の看板があったり、トルコの銀行があったり、電車の券売機などもトルコ語対応しているなど、トルコ人が多いことが実感できる。
こういう環境にいたら、積極的にトルコ語を学ぼうという気になるかもしれない。
帰国したら少し力を入れて勉強してみようかなと思った。
とはいえ帰国するまでに熱が冷める可能性も高いが、どうなるだろうか。
ユーラシア大陸最西端へ
フランクフルトから3時間のフライトでリスボンに到着。
この日は世界遺産にもなっているベレンの塔、ジェロニモス修道院を見て、夜は日本でチケットを取っていたサッカーの試合を観に行った。
翌日は郊外に足を伸ばし、シントラの王宮、ロカ岬を巡った。
ロカ岬はユーラシア大陸最西端にあり、バックパッカーのバイブルでもある「深夜特急」にも登場する場所で、一度は行ってみたいと思っていた。
ロカ岬はこれといって何もないのだが、遠くに来たなという気分にさせてくれる。
観光案内所では到達証明書を11ユーロで販売していて、やや無駄遣いと思いながらも購入してしまった。
リスボンに戻り市街地を散策
午後にリスボンに戻り、中心部のバイロ・アルト地区からアルファマ地区を歩いた。
サン・ロケ教会やリスボンっぽい路面電車の風景が見られる坂などを見て、夕方にかけては大聖堂やサン・ジョルジェ城などアルファマ地区方面に向かった。
「サン・ジョルジェ城から見る夕陽は美しい」とガイドブックに書いてあるが、その前に営業時間が終了してしまうので、仕方ないので暗くなってからは古い建物が多いアルファマ地区を歩いた。
リスボンは冬にも関わらず観光客でいっぱいであった。
名物の市電は平日でも中心部から乗ろうとしても満員で乗れない光景も目にした。
観光客が話している言語を聞いていると、隣のスペイン語が多く、他にも英語、ロシア語、韓国語、中国語がよく聞こえてきた。
日本人もそこそこいたが、日中韓の中では最も少なく感じた。
ポルトガル語はラテン系なので、なんとなくわかるかなという淡い期待を持っていたが、ほとんど理解できなかった。
ただし、リスボンの観光名所ではほとんど英語が通じたので不自由はしなかった。
使ったポルトガル語は「オブリガード(ありがとう)」くらいだろう。
日本で売っているポルトガル語の教材はほぼ全てブラジルのポルトガル語なので、ポルトガルのポルトガル語とは微妙に違っているのかもしれない。
ポルトガルのポルトガル語教材も発売されるようなので、今度本屋で見てみようと思う。
ポルトガルに行きたい人には待望の教材だろう。