定番のビクトリア・ピークで香港を一望する
香港には一度行ったことがあるので、これといってみたいもの、やりたいことはなかった。
しかしよく考えると、香港といえば香港島の山頂からの夜景が有名なのに、前回は登ってもいなかった。
せっかくなので、昼間でもいいから香港の街を一望すべく、山頂を目指すことにした。
天気も晴れていて絶好のチャンスだと思った。
ところが山頂へ向かうピークトラムという乗り物の駅に着くとものすごい行列ができていた。
1時間以上待つことになりそうなので、何か別の方法はないか考えてみることにした。
調べてみると香港島の中心地の中環付近にあるフェリー乗り場からバスが出ているようだ。
しかも料金は3分の1程度の10.2香港ドル(約150円)で乗れるとのこと。
早速、バス乗り場に向かうと2階建てバスが止まっていて、2階の最前列に乗ることができた。
バスに乗ること40分程で山頂に到着。
展望台の入場券を購入し、香港の景色を堪能することができた。
帰りはピークトラムを利用した。
登りほど混雑しておらず、30分待ちの表示があったが、それよりも早く乗れたと思う。
こちらも運良く、運転席のすぐ後ろに乗ることができ、景色を堪能することができた。
香港公園でのんびり過ごす
ピークトラムを降りたところに香港公園という場所がある。
ここでは珍しい植物や鳥などをみることができ、地元の人で賑わっている。
ベンチに座ってのんびりしている人が目立つ。
多くの人で溢れかえる香港の街とは違って、心を落ち着かせられる、そんな場所なのかもしれない。
私も気づけばこの公園で1時間以上過ごしていた。
香港の人混みに疲れたらここでゆっくり過ごすのもいいかもしれない。
ランドリーサービス利用で旅の準備を
旅が始まり3日が経過した。
翌日は機内泊ということもあり、そろそろ衣類の洗濯をしたいところ。
安宿の共同部屋では狭すぎて干すところかないため、コインランドリー などを探してみた。
すると、どうやら宿のすぐ近くに洗濯屋があるらしいので、開店時間の8時に行ってみた。
店員にきいてみると、夕方7時には仕上がるとのこと。
料金は重さで決まるようで、持ち込んだ依頼をはかりにかけていた。
私の場合は上着、靴下、パンツ、Tシャツそれぞれ2つと、ジーンズ1足で48香港ドル(約700円)であった。
仕上がりも問題なく、忙しい人にはおすすめである。
こういう店でも英語が問題なく通じるので、香港の旅はとても楽であった。
とはいえ、同じアジア系の顔つきのため、必ず最初は広東語らしき言語で話しかけられる。
外国人だと認識してもらうまではひたすら広東語なので、自分から外国人であることをしめさなければならないのが少々面倒であった。