有給休暇消化で長期旅行が実現
なんと転職に成功したので、有給休暇消化で2月と3月はほぼ休めることになった。
こんな機会は二度とないと思われるので、思い切って1か月の旅に出ることに決めた。
目的地は「タジク語を実践したいのでタジキスタンとウズベキスタン!」と考えていたが、2月は寒すぎるので、今回はパス。
ANAのマイルを使えば限りなくカザフスタンに近い中国の伊寧(イーニン)を目的地にすれば日本との往復でも23,000マイルしか消費せずに中央アジアに行けたのだが、ウイグル問題も物騒だし、わざわざ寒いところに行くのもどうかということで、またの機会(果たしてあるのだろうか?)にしようと思う。
また、キャセイパシフィック航空のマイレージが中途半端に残っていたので、香港から欧州方面への片道航空券を予約することにした。
香港まではANAのマイレージを使用することで出費を抑制し、中国旅行も楽しむ計画だ。
帰りは適当に航空券を購入して北京まで戻り、日本へはANAのマイレージの特典航空券で戻る。
目的地はどうするか?
欧州方面で暖かいところ、やりたい語学、行ってみたいところなど総合的に検討した結果、スペインに行くことにした。
特に、南部のアンダルシア地方は暖かい上にイスラム建築が残っているので、辺境イスラム圏が好きな私にとっては非常に興味深い場所でもある。
そして、なんといってもスペイン語だ。
中学生の時に英語嫌いとなった反動で始めた初めての(英語以外の)外国語がスペイン語であったのだ。
約20年ぶりくらいに学習しなおしてみたが、ロシア語などいろいろな言語に手をつけた甲斐があって、文法の仕組みはすんなりと理解できた。
中学生の頃は独学で文法をやってもぜんぜん理解できなかったので、年をとってから学習しても有利な場合もあるのかなと思ってしまった。
単語も意外と覚えていて、練習問題をこなせば結構いけそうな気もしてきた。
自宅に参考書は揃っているので、この機会に勉強してスペイン語検定4級くらいを目標に頑張ってみようかと思っている。
というわけで、最初の目的地はスペインに決定。
もう一つの目的地
スペインに1か月もいると破産しそうになるので、もう少し物価の安い国に行ってから中国に戻ろうと考えた。
航空券を探すと、マドリードからギリシャ経由で2万円ちょっとで予約が取れた。
コーカサス地方なんて働いていたらなかなか旅行できるところではないから、アルメニアかアゼルバイジャンにも足を延ばしてみようと思っている。
我が家には「ニューエクスプレス グルジア語」と「アゼルバイジャン語文法入門」という図書が眠っているので、有効活用する絶好の機会だ。
タジク語学習は放置されそうではあるが、実践の機会がある方を優先してみたいと思う。