渡航1週間前から猛勉強
初めてのインドネシア旅行を前にインドネシア語を勉強しようと、大学書林の「基礎インドネシア語」を進めてきたが、他のテキストに浮気することにした。
大学書林のテキストは本のサイズがコンパクトにもかかわらず内容が本格的で、文法もほぼ網羅している一方、多少古臭いところが難点である。
私が行くのは21世紀のインドネシアなので、より新しいテキストを探してみた。
今回使用したのはスリーエーネットワークという出版社から出ている「インドネシア語レッスン初級1」というものだ。
インドネシア語レッスン初級〈1〉 (マルチリンガルライブラリー)
- 作者: ホラス由美子
- 出版社/メーカー: スリーエーネットワーク
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
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テキストを変えてよかった点
大学書林の「基礎インドネシア語」である程度の文法は理解していたが、こちらの「インドネシア語レッスン初級1」を読むとさらに理解が深まった。
出てくる単語や例文なども実際に使えそうなものが多い。
大学書林の方だと「この表現、今でもつかえるのかな?」と心配になるが、こちらはそういうことはなさそうに感じる。
一番のメリットは音声テキストがあるということだ。
インドネシア語の"e"は2種類の発音があるが、表記だけでは区別がつかないので一つ一つ覚えなければならない。
しかし大学書林のテキストにはどちらの発音か記載されていないので、辞書などを購入して調べる必要がある。
「インドネシア語レッスン初級1」はCDが付いているので音声を聴いてどちらか覚えることができる。
この違いは、実際に話そうとする人にとっては非常に大きい。
最近の語学書はたいていCDがついているので、このテキストを強く勧めるわけではないが、1週間勉強してみて1日1課ペース(全10課)で進められているので、少しかじってみようという人にはちょうどいいのではないだろうか。
もっと勉強してみたくなったら続編も販売されているので、最初の1冊として選ぶのには悪くないはずだ。
私は飛行機の中でこの本の残りの3課をできるところまでやって現地で試してみようと思う。