意外とおいしいグルジアワイン
仕事帰りに輸入雑貨店に立ち寄ったところ珍しいものが売っていた。
最近はフランス、ドイツ、イタリア、スペイン以外のワインも多く販売されるようになっているが、これまでグルジアワインが店頭に並んでいるのを見かけることはなかった。
だが、旧ソ連圏ではワインといったらグルジアワインというくらい知られる存在だ。
値段も2千円以下と手の届く範囲だったので即購入。
陶器のボトルが独特だが、味はしっかりしていて飲みやすかった。
トマトベースの洋食に合いそうな感じだ。
その日の私のメインディッシュは焼きそばだったが、まあまあイケた。
先入観を持たずに試してみることも大切だということを学んだ気がする。
グルジア?ジョージア?
最近、ロシア語読みの「グルジア」ではなく「ジョージア」と呼ぶようになっているが、私は「グルジア」に慣れてしまったので、つい「グルジア」と呼んでしまう。
そもそもロシア語学習者だし、「ジョージア」と言ったらアメリカのジョージア州と混同するし、など言い訳はいろいろ思いつく。
正式な呼称は「ジョージア」になったので、これからはこちらが一般的になっていくのだろう。
そのうち「グルジア」なんて言っている奴は「フイリッピン」とか「ビルマ」とか呼んでいるのと同類扱いされるかもしれない。
というか、マイナーすぎて話題に出てこない可能性も高い。
読める気がしないグルジア語
私もこの国に行ってみたいと思っているが、まだ入国したことがない。
行ったとしたら少しくらい言葉を勉強してから行きたいものだ。
近年、グルジアはロシアに攻め込まれたりしているからロシア語を使うのは気が進まない。
ところが、グルジア語はとても難しい。
文字が独特で、まったく読める気がしない。
かなり本気で取り組まないと覚えられる気がしない。
実は、過去に「ニューエクスプレス グルジア語」を購入し、かじってみたもののすぐに挫折。
記憶に残っているフレーズもない。
なにか動機がないと再チャレンジすることもないだろう。
グルジアに行くことになったらまたこの本を開いてみるかもしれない。