意外と便利なメルカリ
今更ながらメルカリを始めたのだが、目的は家の中の整理で、ブックオフで売るよりも高く売れるのではないかと思ったのがきっかけだ。
始めは出品ばかりしていたが、キャンペーンのポイントなどもらえたので、出品されているものもいくつか買ってみた。
使い始めて10日経過したところで、いろいろなことが分かってきたので、簡単にまとめようと思う。
出品の多い言語、少ない言語
やはり、英語の書籍が多く出品されているようだ。
特に英検対策用の教材などは需要も多く、比較的高価で取引されている。
韓国語の教材も目にする機会が多い。
売れ筋の「できる韓国語」シリーズなどは書き込みがあるものもでもすぐに売れている。
そしてなぜか定価以上の価格で販売されているものもあった。
これはよくわからないが、いろいろなキャンペーンでポイントが付与されるからポイント消化のためにわざわざ高価なものを買うということなのだろうか?
よく調べるとわかるのだが、公式で運営している「メルカリブックス」というところで新品が売られているので、ここで販売されていれば、定価以上で買う必要はないのだ。
私も新規登録キャンペーンなどで付与された期間限定ポイント2000円分を使って、メルカリブックスで販売されている「できる韓国語中級Ⅰ」を購入した。
定価が2750円なので、実質750円で入手することができた。
これだけでメルカリに登録した価値がある。
英語と韓国語以外はフランス語や中国語といった第2外国語の定番の言語の教材が多く出品されている。
出品されていても書き込みがあったり、汚れていたりする場合もあるので、しっかり写真や説明文を見てから買う必要があるが、ほとんど使用していないものを売っている人もかなり多い。
検索条件を保存することで出品直後の商品を購入できる
大学の第二外国語で学べるような言語の教材は多く出品される一方、それ以外の言語は出品が少なかったり、出てもコンディションが悪いものだったりする。
しかし、中にはとてもいい状態のものもあり、探しているだけで楽しい。
中には出品者が相場を知らないためか、格安で入手できることもある。
私は買えなかったがクロアチア語常用6000語という定価5170円の本が、目立った傷もない状態で500円で出品されていた(もちろんすぐ売れていた)。
こうした出品情報を逃さないためには、アプリの機能にある「検索条件の保存」を行うといい。
これは出品された商品に含まれる単語、商品のカテゴリー(本など)、価格の下限、上限を設定しておくと、条件に合ったものをいつでも表示することができる機能だ。
この機能のメリットは新たな出品があった時にスマホにプッシュ通知してもらうことができる点だ。
例えば、「アゼルバイジャン語」という単語が含まれるもので、カテゴリーが「本」、価格が「上限5000円まで」と設定すると、条件に合ったものが新たに出品された時にスマホが鳴るので、購入機会を逃すことが少なくなる。
私もこの機能を使って語学書を出品後1分で購入することができた。
出品した人も驚いているだろう。
ちなみに最近「ロシア語」の検索条件に合う書籍は「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん (角川スニーカー文庫)」という小説が頻繁に出品されていたりする。
アマゾンとの比較
アマゾンでも中古の書籍が入手できるが、相場を見ていると全体的にはメルカリの方が安いように感じる。
アマゾンではマーケットプレイスというアマゾン公式以外の出品者が、絶版になった本やなりそうな本の価格を異常な高値で販売していることが多い。
1000~3000円程度の定価の本が1万円以上で売られていたりするので、とにかく最近のアマゾンは注意しなければならない。
それでも時々、格安で手に入るものもあるので、一概にメルカリの方がいいとも言い切れないのも事実だ。
昨年アマゾンで買った小学館の西和中辞典は1500円程度と格安で入手したが、メルカリでそんな価格では売っていない(あってもコンディションが悪かったりする)。
メルカリを利用するときでも、アマゾンのマーケットプレイスの価格は参考程度に見ておくといいかもしれない(私も購入・出品の際に参考にしている)。