旅行から帰ってきて
1か月に及ぶユーラシア大陸横断旅行(飛行機での)を終えて、謎の中国語学習モチベーションが芽生えたので、「鉄は熱いうちに打て」ということで中国語の教科書を買いに行くことにした。
本屋に行った時点で、有休消化で何も予定がない3月も残り2週間というタイミングだったのだが、つい得意の四週間シリーズを購入してしまった。
さすがに2週間で終わらせようとは思っていないのだが、どこまでできるか挑戦してみようという気持ちはあった。
なぜ大学書林の語学四週間シリーズを購入してしまうのかというと、持ち運びに便利なサイズであること、古臭いところはあっても文法について詳細に書かれているので読み込めば非常に勉強になるということだろう。
一般的に文法について詳しく書かれている本だと、大きくて重い本になりがちなのだが、四週間シリーズはコンパクトなのがたまらない。
ただし4千円以上するので元は取りたいところだ。
挫折しないように3月は中国語を集中的に勉強することにした。
はじめは順調、だがすぐに行き詰る
以前、ラジオ講座で中国語をかじったことがあるので発音の部分については何となく記憶があった。
そのためか中国語四週間の序盤は流して読んでも問題なく理解できていた。
文法についてもロシア語みたいに格変化もなく、それほど難しくなさそうだ。
文字も少し違っているとはいえ日本語と同じく漢字を使っているのでなんとなく理解できてしまう。
そんなことで本書の7日目あたりまではすんなりと頭に入ってきた。
しかし四週間シリーズには付属のCDなどがないので(カセットテープは別売りであるらしい)発音の部分でいろいろと問題が出始めてくる。
文章の意味は理解できても、読み方がいいかげんになりがちで、ピンインで読んだり、音で聞いても理解できなくなってしまっている。
8日目あたりから練習問題が非常に難しく感じてきたので、このあたりで方針転換することにした。
音声と映像のある教材を発掘
あまり覚えていなかったのだが、何度か中国語を勉強しようと思った時期があったらしく、自宅には教材がいくつか眠っていた。
その中にはなんとDVD付の教材もあるではないか!
それがこの「中国語会話301」という教材で、中国で学ぶ外国人向けのテキストらしい。
しかも別売りのCD(3枚入り)まで買っていた。
知らぬ間に学習環境が整っていたので、このテキストをフル活用してみることにした。
そして中国語四週間は中国語会話301を進めてから読むことにした。
まずは「中国語会話301」に出てくる新出単語をとにかく覚える、ピンインを記憶する、CDを聴くという作業を繰り返しやってみた。
上巻の10課(半分)をこなすと、そこそこ中国語に慣れてきたなと感じる。
並行して「中国語四週間」を読むと、「中国語会話301」よりも詳しく文法について書かれていて勉強になるし、よい復習にもなる。
そんな感じで中国語の学習を何日かやってみた結果、中国語検定準4級の過去問をやったら筆記の部分の半分以上が正解できていた。
準4級は簡単そうで検定料がもったいないので4級くらいを目標にやるべきなのだろうか?
とりあえずは手持ちの本をフル活用して、最小のコストで最大の成果を上げることに集中してみようと思う。
3月もあと1週間だがどのくらいのレベルまで到達できるだろうか?