私の外国語挫折日記

さまざまな外国語への挑戦と旅の記録です


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北京で多言語に触れる

北京は広い、人が多い

カザフスタンアルマトイから中国の北京へ。

1か月間の旅もこの街が最後となる。

今回の旅のメインはイベリア半島コーカサスなので中国にはそれほど興味があったわけではない。

ただ、航空券の日程などの都合で北京に3泊することになったので、のんびり楽しむことにした。

実際に行ってみて感じたのは、北京はとても広いということ、そしてとても人が多いということだ。

地下鉄が15号線まであり、市内の多くの地域をカバーしているが、乗ってみると意外と時間がかかる。

路線図ではすぐ近くに見えても実際の距離はかなりあるということだろう。

観光地に行けば見学しに来る人が非常に多い。

平日にもかかわらず人で溢れている。

今回の旅でもヨーロッパで中国人を見ることが多かったのだが、旅行に行く余裕ができるほど裕福な世帯が増えているいうことなのだろうか?

 

故宮博物院満州文字を発見

まずは、北京の中心部・天安門広場に行くことにした。

ここの奥には清朝の宮廷である紫禁城故宮博物院)がある。

北京に来たからには行かないわけにはいかないだろう。

そんなわけで地下鉄を乗り継ぎ、天安門広場近くまで行くと長蛇の列が。

どうやら天安門広場の一角に入るために厳重な荷物検査が行われているようだ。

ここを通らなければ故宮博物院には入れない。

仕方なく並んで待っていたが、入るまでに1時間半かかった。

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ディズニーランド並みの待ち時間に耐えると、テレビなどでおなじみの光景が広がっていた。

毛沢東を眺めながら奥へ入っていくと、今度は故宮博物院だ。

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チケット売り場(といってもパスポートを登録する仕組みで入場券はない)でお金を払い中へ入ると、中華風の建築物がいくつも建っている。

ここは敷地が巨大でとにかく見るところが多かった。

後半は疲れてきたのでペースを速めていたが、それでも見学に3時間ぐらいかかってしまっていた。

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清朝漢民族ではなくて東北部の満州族が建国した王朝のためか、城内の施設名の表記が漢字と満州文字で併記されているところが目立った。

清朝の役人たちははじめ満州語を使っていたそうだが、やがて数が多い漢民族の言葉である中国語も使うようになり、徐々に中国語にシフトしていった結果、満州語が廃れてしまったらしい。

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故宮博物院にはレストランなどもあるので一日潰すくらいの余裕をもって見学してもいいのかもしれない。

よっぽど歴史好きとかでない限り途中で飽きるような気もするが、どうなんだろう?

 

チベット仏教の寺・雍和宮を見学

 あまり有名ではないだろうが、宿泊していたホテルから地下鉄一本で行けたので雍和宮という寺に行ってみることにした。

ここは清朝乾隆帝が改装したチベット仏教の寺院で、満州族の王朝である清朝モンゴル族チベット族との融和を図るために造られたそうだ。

地下鉄の駅名が中国語では「雍和宮」だが、英語表記は"Yonghegong Lama Temple"となっていて、ラマ教チベット仏教)の寺であることがよくわかる。

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ここは4つの言語で門の名前が書かれている。

左からモンゴル語チベット語、中国語、満州語だろうか。

入場券を買うとお香が無料でもらえるらしく、施設内はお祈りする人でいっぱいだ。

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仏像やマニ車など見どころがたくさんあったが、建物の中は撮影禁止。

チベット語モンゴル語の説明文も設置していた。

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思わぬところで多言語に触れることができた北京だが、ほとんどの場所で英語が通じなかった。

泊まったホテルも予約サイトでは「多言語対応」になっていても中国語しか話せるスタッフはいなかった。

「多言語」とはもしかしてモンゴル語チベット語なのか?と雍和宮を見学しながら考えていた。