今週のお題「わが家の防災対策」
北海道胆振東部地震で長時間の停電を体験したので、防災対策について書いてみようと思う。
北海道限定のインスタントやきそば
小さいころから慣れ親しんだ「ホンコンやきそば」というインスタント食品がある。
北海道では「やきそば弁当」という地域限定のインスタント焼きそばがあるが、私はそれよりも「ホンコンやきそば」を好んで食べることが多い。
作り方は至ってシンプルである。
200ccの水をフライパンで熱し、その中で麺をほぐすだけで完成してしまう。
野菜炒めや肉などをいれてもおいしい。
青のりのふりかけが付いているので、麺をゆでるだけで他になにもなくても十分な食事になる。
そんな手軽さから、外出したくない休日の昼などによく食べている。
非常食としてのホンコンやきそば
この商品はパッケージされた麺にあらかじめ味付けされていることから、手軽に調理することができるのだが、調理せずそのまま食べることもできる。
ベビースターラーメンのようなスナック菓子としても楽しめるのだ。
そのため、今回の停電のような事態になった時も非常食として活用することができる。
そのまま食べると若干スパイシーで、なかなか美味しい。
気付いたら全部食べてしまっていることもある。
残ったふりかけは別の機会に焼きそばを作った時にでも使えばいい。
ネットでも入手できるそうだが、通常は北海道など一部地域でしか販売されていないのが残念な商品だ。
普段の食事としても、非常食としても食べられるので、近所のスーパーで100円未満で入手できる北海道民にとっては家庭に常備しておくのに適した商品ではないだろうか。
実際に私もホンコンやきそばが手元にあったので食糧面で安心感を得られた(食べる前に停電は復旧した)。
ただし賞味期限は概ね3~4か月なので、普段から食べる人にのみおすすめする。
賞味期限を大幅に過ぎると湿気た感じになるのは、スナック菓子と同様だ。
↑ 加熱前のホンコンやきそば
なぜ「ホンコン」なのか
しかし、商品名の「ホンコン」とは何なのだろうか。
パッケージの裏側には以下の記載があった。
" 香港は様々な中華料理を味わえる都市。その中華料理の調理法に習い、豚のだしとコシのある麺の食感にこだわりました。"
なんとなくこじつけのような説明に見える。
とりあえずナポリタンがナポリに無いように、香港にもホンコンやきそばはなさそうだ。
かなり前からある商品らしいが、昭和の時代はそんな適当なネーミングはたくさんあったのだろう。
香港的な要素はあまりないが、北海道旅行に来た際のお土産としても選択肢の一つにしてみてはいかがだろうか。
もちろん自分へのお土産兼非常食としてもおすすめだ。