仮説「ロシヤ語四カ月」
ロシヤ語四週間を再開してからまもなく1か月が経過しようとしている。
タイトル通りなら既に終了する頃ではあるが、じっくりと取り組んでいるので、まだまだ先は長い。
第2週の7日目をようやく一通り進めたところで、3日~6日目の内容もまだ身についている実感はない。
繰り返し練習問題を解いていると、ロシア語文法で重要な格変化がだんだんと理解できているのがわかる。
格変化が瞬間的に出てくるまで徹底的にやった方が、後々のことを考えると得策だと思い焦らずやっているが、どうもこのペースだと「ロシヤ語四カ月」になりそうだ。
1か月で本書の1週間分なら4カ月で終わる計算だ。
そもそもニートでも四週間で終わらせるのは困難な本だろうし、仕事しながらなのでペースよりも身に着くことを優先して今回はやろうと思っている。
ソ連感満載の内容で疲弊
それにしても、地道に取り組んでいると例文や問題文が現代ではありえない内容である意味新鮮だ。
大体、露文和訳の問題で「ソビエト憲法の一部」などが出てくる。
ピオネールやコムソモールとかチンプンカンプンな単語も多いので、その都度Wikipedia先生のお世話になる。
こうして身に着くのはロシア語、ではなくて「旧ソ連」についてだったりするので、たまに何のために勉強しているのかわからなくなる。
まあ、そもそもロシア語を学習する目的が特にないので、このあたりは深刻に考えていなくて、むしろ面白がってやるのがいいのかと思い始めている。
言語を知るためにはその背景も知りたい
本気でロシア語を身につけたい人に対して最初の一冊としておすすめできないけれど、「旧ソ連」について興味があり、かつロシア語も勉強したい人ならロシヤ語四週間は絶対におすすめしたい。
私は、この本で旧ソ連に対しての興味・関心が高まったので、歴史を勉強してみることにした。
そしてこんな本も買ってしまった。
政治史が中心だが、いままで知らなかったソ連の歴史がコンパクトにまとまっている良書だと思う。
一冊ですべてがわかるわけではないので、今後もロシヤ語四週間で不明な単語(日本語訳で)が出てきたらネットや書籍で調べながら知識を増やしていく方針だ。