ついに格変化が登場
ようやく第二週に入りました。
最近は他の教材に手を出したりして進捗状況が今一つですが、並行してなんとかやりきりたいと思っています。
第一日は格変化が登場しました。
ロシア語を学習するにあたり避けては通れない文法の基本です。
ここをいい加減にやると、後で訳が分からなくなります。
というか他の教材をやっていて格変化の記憶が曖昧なのでかなり苦労しているところです。
この課では格変化の概説に始まり、名詞の前置格までの内容で簡単なのですが、前置格についてはロシア語によくある例外がとても詳しく解説されています。
ここで出てくる格変化の例外(語尾が-у,-юとなるもの)はすべて丸暗記するしかないと思っていますので、網羅的に記載されている本書はとてもありがたい存在です。
あとは実際に文章で出てきたら、その文章ごと暗記しようと思っています。
この方法が一番記憶に定着しやすいという実感があるからです。
他の教材等に手を出して感じる本書の長所
最近はNHKのラジオ講座(応用編)、読解用の教材、週一回のネイティブのレッスンといったものに取り組んでいます。
そこで感じるのは語彙力がなかったり、文法の基本が曖昧だと歯が立たないということです。
本書(ロシヤ語四週間)は文法の解説がとても充実しているので、やり抜くことができれば相当な力になるはずです。
他の教材をやっているときも、「あ、これロシヤ語四週間で出てたな」という感じで、文法のルールを理解したことが結構ありました。
一方で語彙力の方ですが、こちらも多くの単語が登場するのである程度は役に立つと思います。
しかし、時代を感じる単語が多いのも事実ですので現代のロシア語を習得するのであれば別の教材を使用する必要がありそうです。
この課でもлунник(月ロケット)など今では使わないような単語が出ていました。
そしてこのような単語を必要がなくても覚えてしまうのが本書の特長かもしれません。
これまでもколхозник(コルホーズ員)、товарищ(同志)など旧ソ連時代を象徴するような単語を覚えてきました。
旧ソ連に興味がある方は本書での学習は楽しめるのではないかと思います。
私も少し興味があるかもしれないので最後まで頑張っていこうと思います。