同志ではなく動詞が出てきた
ロシヤ語を愛するтоварищ(同志)のみなさん、ついに五日目に突入しました。
この章から動詞が出てきて、難易度が少し上がった感じがあります。
とはいえ、動詞と命令法だけですので、基本的な動詞の活用さえ覚えていれば苦になるレベルではありません。
ロシア語経験者にとってはまだまだ簡単です。
知らない動詞もほんの少しだけ出てきたので、なんとか覚えていきたいと思います。
このあたりからは、練習問題を繰り返し紙に書いて覚えると効果的かもしれません。
練習問題こそが本書の優れた点ですからしっかり利用していきたいところです。
五日目は不作でした
残念ながらこの章には現代の視点での面白ポイントはほとんどありませんでした。
ただ一点を除いては。
一点だけ、近年の書物にはありえない表現がありました。
「テレヴィ」です。
こんな例文がありました。
あなたはテレヴィを見ている。
テレヴィをごらんなさい。
違和感たっぷりですね。
日本でテレヴィ放送がスタートしたのは1953年のことですから、この本が出版された1961年は放送開始から既に8年経過している年です。
この時代に「テレヴィ」と表記していた人がどれだけいたかはわかりませんが、発音に厳しい学者の方がより正確な表記を好んだのかもしれませんね。
皆さんもテレヴィばかり見てないで勉強しましょうね。
六日目もがんばります。