名詞の性、数 人称代名詞
ロシヤ語四週間の学習も四日目に突入しました。
この章も基本的なことなのでほとんど頭の中に入っていることでした。
ただ、この章では例として出てくる単語量が多く、知らなかった単語も多かったです。
そして本書の本領発揮というか、なつかしさが漂う単語も出てきました。
"социализм 社会主義"
"санаторий サナトリウム"
"партия 党"
"пролетариат プロレタリア階級"
"гражданин 市民"
"колхоз コルホーズ"
"СССР ソビエト連邦"
これだけ見ると「何を勉強しているんだ」という気持ちになりそうですが、ロシヤ語の習得には欠かせない単語ばかりなはずです。
一応、文法事項もきちんと説明されてわかりやすいです。
練習問題も豊富
この学習書では練習問題が多く掲載されているので、まじめにやればかなり身に付きそうな気がします。
当然ながら問題に出てくる文章にも時代を感じます。
Вот Кавказ и Урал. Здесь голы и реки, поля и леса. Здесь города и колхозы, фабрики и заводы.
ほら、カフカスとウラルです。ここには山と河、野原と森があります。ここには町やコルホーズ、軽重工業の工場があります。
出典:「ロシヤ語四週間」
これは露文和訳ですが、なんだかプロパガンダみたいな文章で興味深いです。
今どき、「コルホーズ」なんて言葉が出てくる練習問題は珍しいでしょう。
若い人ならコルホーズを知らないかもしれません。
こんな楽しみ方もできる「ロシヤ語四週間」、皆さんもやってみませんか?
などといったところで興味を示すのは少数の変わり者だけでしょう。
そんなわけで、五日目も頑張りたいと思います。