アジアとヨーロッパの間
高校時代、世界史を履修していてトルコという国にとても興味があった。
どちらかというと東アジアよりにいた民族が移動を繰り返し、アジアとヨーロッパにまたがる大帝国を築いたということにスケールの大きさを感じた。
トルコ以外にもテュルク系の国全般に興味がありいつかはシルクロード横断旅行をしてみたいと夢見ていた。
この時に読んだ「遠くて近い国トルコ(大島直政著・中公新書)」という本を読みますますトルコに行きたくなった。
トルコが観光地として日本で脚光を浴びる10年程度前のことだった。
日本語とも共通点があるトルコ語
トルコ語はアルタイ語族の言語だが、日本語も同系統とする説があり、共通点もあるそうだ。
奈良時代までは母音調和というトルコ語にある特徴が日本語にもあったという。
例えば「雨傘」という単語はame-kasaではなく、ama-gasaとなり母音が前後のものと同じものに変化する。
これと同じ変化がトルコ語にも発生するのだ。
また、テュルク系の他の言語とも似ているのでアゼルバイジャンなどでもある程度通用するようだ。
飛んでイスタンブール
とはいえ、当時高校生だった私はトルコに行く予定もなく、テキストを買ったはいいものの大まかな仕組みを理解しただけで満足してしまい、学習は継続しなかった。
実際に大学時代にトルコに行くことはあったが、複数の国を旅行する中の1か国に過ぎなかったので、旅行前に再度学習することもなかった。
社会人になっても別の国に行く際にイスタンブールに半日程度滞在しただけだった。
カッパドキアも見てないけど、最近はテロ・クーデターと恐ろしいので旅行する気がしないな。
トルコは落ち着いたらゆっくり旅行したい国の一つではある。
まとめ
※挫折の原因
・旅行する機会を失った
・政情不安定になった
・テキストがいまいちだった
※使用したテキスト
※おすすめ度 ★★★☆☆
・親日国で観光資源豊富。旅行前に少しは覚えたい
・最近はテロにクーデター、ISと物騒である